ビジネスマンの経験から得た、考える力を伸ばす子どもの叱り方

育児

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

育短主夫のけんけんです。

みなさんはお子さんを叱るとき、どんな点に重きをおいて、どんな風に叱っていますか?

恥ずかしながら少し前まで僕は、僕自身の怒りに任せて叱ってしまっていることが多くありました。

度を超えたイタズラをした時、何回言ってもおもちゃを片付けない時、子ども同士でケンカをした時…

「それってダメでしょー!」「こうしないといけないでしょうがー!」と、声を荒げて叱っていました。

けんけん
けんけん

叱った後は声を荒げてしまった事に自己嫌悪になり反省会、の繰り返しでした…

しかし、ある事をきっかけに「子どもがしっかり考える」をテーマにした叱り方へ変えると、感情任せに叱る事をぐんっと減らす事ができました。

それだけでは無く、子どもたちも同じミスを繰り返す事がかなり減ったように感じます。

この記事では、僕が実践している叱り方を紹介します。

僕と同じように、叱り方で悩む方の参考になればと思います。

叱り方を考え直したきっかけ

「叱り方を変えなくちゃ」と強く考えるきっかけがありました。

それはある日、僕が職場で先輩からお叱りをいただいた事です。

自分自身で「叱られる」事を体感すると、叱られる子どもたちの気持ちがよく分かりました。

そこで僕が学んだことは、

「叱られる時に相手が怖いと、頭が真っ白になって何も考える事ができない」

と言う事でした。

考える事ができないと、叱られたことを改善できずにまた叱られる、という悪循環になってしまいます。

叱る事の目的は「また失敗しないように助ける事」

そもそも、「叱る」という行為は、過ちや間違いを正して、同じ失敗を繰り返させないように助けてあげるために必要な事です。

失敗した人(叱られる人)は、

  • 何故失敗したのか、何がダメだったのか(分析)
  • 次はどうすればいいのか(対策)

この2点を考え、次に活かしていく必要があります。

子どもを叱る時のNG2点

大きな声などで凄んで怖がらせてしまう

怖がると考える事が出来にくくなります。「なんでこんな事したの?!」と聞いても、子どもの頭の中は怖くてパニック状態。考える事が出来ず、返事をすることも難しくなってしまうでしょう。

「こうすればいいでしょー!」と断定で話す

叱るのは子どもに考えさせるチャンスです。早々に答えを示してしまうのでは無く、是非子どもに考える時間をあげてみてください。

考える力を伸ばす子どもの叱り方 手順

これまでの内容を踏まえて、僕が実際に意識している叱り方を紹介します。

まず普通に叱る

時と場合にもよりますが、僕はまず「間違った事をしている」と言う事をわかってもらうために、少し大きい声を使います。

落ち着かせる

座って子どもと同じ目線にして、できるだけ威圧的な口調はとらないように「ちょっとお話させて?」と声をかけます。

「何で叱られてるのか分かるかな?」と声をかける

まず初めに、何故叱られるのか?を子ども自身が認識知る必要があります。ここがしっかり分かっていないと、きっとまた同じ事を繰り返してしまうでしょう。

子どもが叱られている理由が分からない・間違っているという場合は、ゆっくりと理由を話してあげます。

「じゃあ、次はどうすればいいかな?」と声をかける

次に、同じ事で叱られないためにはどうすればいいのか?を考えてもらいます。ここで一番子どもの考える力が伸びることになります。

しかし、子どもはまだまだ分からない事がたくさんあります。どうすればいいか分からなくても仕方ありません。そんな時は、「〇〇するようにしたらいいんじゃないかな?」と提案する形で声がけします。

ハグする

最後はハグしてあげてください。「怒ったけどそれは〇〇する事がちゃんと出来るようになって欲しいからだからね?」など叱った理由を伝えてフォローしてあげます。

終わりに

考える力を伸ばす子どもの叱り方はいかがだったでしょうか?

恥ずかしながら、いい歳した大人が実際に叱られた体感から導いた方法なので、子どもたちにもいい影響があると思います。

逆に言えば、大人になっても失敗した時には分析・対策というのは必須の考え方です。小さい頃から習慣化する事で、将来的にもいい影響があるでしょう。

子どもを叱る機会は1日のうちに何回もある事でしょう。その多くを子どもの力を伸ばすチャンスと捉えて、効果的な叱り方ができるよう挑戦してみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました